ビールと仕事と雑感と

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大晦日は友人と酒を飲んだりトランプをしたり酒を飲んだり初詣をしたり酒を飲んだり酒を飲んだりしたが2015年1月1日の朝7時に寝て起きたら昼過ぎで、年も明けてしまえば特にやることもなく軽い二日酔いをビールで迎えながらパソコンに向かえば仕事が待っているだけである。何を書こうというわけではない散文で140文字という制限もないし通知もないし独立したブログであるのが安心するのかもしれない。世には晒されているが、晒され度が低い。そういう場所を必要としているのかもしれない。 2014年は色々とあったと思う毎年色々とあったなと思うが2014年も色々とあったと思う。無くても色々は探され晒されてくのだろう。色々度が違うのである。色々レベルである。相対的に言えば。ともあれ2014年は色々あったと思う。そして逆になかったとも思う。初めての経験が多かったと思う。初めての経験というのは色々度が低く捉えられがちだと思う。比較対象がないからだ。また相対評価の話である。初めての経験というのは良いもので、大変ではあるが自分に経験値が溜まっていくのを感じる。そして初めての経験というのは苦痛だ。自分がいかに何も出来ないかを痛感させられる。 例えばデザイナーとしてどう成長していくかについて考えている。幸せなことに自分が関わった案件が成功していく事例がいくつかあり、それに関しては大変嬉しく思っている。しかし自分で言うのも何だが器用なせいで地にしっかりと足がつかないまま動いてしまっているところも多く感じる。(ここではWebという領域のバイアスを多分に含んでいるが)デザイナーという職業が軽視されているのはデザイナーの勉強不足に他ならない。上司やクライアントの話をしても解決にはならない。他人のせいにせず自分で戦う力が圧倒的に足らない。勉強をし経験を積んでエンジニアや経営陣と言葉で、力で、渡り合い協力し課題を解決する。今の平均的デザイナーがクソがという現実を受け入れる覚悟が足りない。 例えば経営者としてどう成長していくかについて考えている。これはもうたかだか1年やったところでわからない。高く美しくそびえる山のふもと、深い森の前でうだうだしていた者が今やっと一歩踏み出したということである。迷いがなくても迷うだろう。それでも目指す頂上がある。こんなに自分の首を絞めるようなことを言う必要があるのだろうか、ビールからスコッチに切り替えて考えている。男というものである。深い森で熊に襲われツタが足を切り刻む。獣道すらあるか。それでもまずはエルクに会いたい。歩き続ける体はある種の力を持った熱を発す。参加しているという実感が体の奥底から力を発していく。 ともあれ、よく食べよく寝て、よく運動することが基本だと感じている。特に運動は重要で、有酸素運動と無酸素運動両方を続けるのがいい。個人競技でもチームでもいい。日光を浴びて汗をかくと今生きている喜びを感じられる。運動後のビールもうまい。 何が言いたいかというと、いかにうまいビールを飲むかである。ウイスキーでもジンジャーエールでも牛乳でもいい。でもビールがいい。労働をし、ビールを飲む。自己実現を求め、ビールを飲む。夢を追い求めるそのプロセスで産まれるドラマを肴に、ビールを飲む。汗でも涙でもいい。笑っていればなおさらいい。だからビールを飲もう。 そういうわけで今年もビールを飲む。