スクラムチームのメンバーを採用する

昔からメンバーを採用する時の自分の最終的な基準は「休日もこの人と一緒にどこかに出かけたり、お酒を飲んだり、たわいもない会話ができるだろうか」だった。特に僕の場合は自分の会社を経営していたり、少人数のスタートアップに関わっている時間が長かったので、定量的なスキルよりもこの人と信頼関係を築くことが出来るかを重要視していたのかもしれない。

会社のサイズが大きくなっても、チームとしてアジャイルやスクラム開発を行うのであれば「休日もこの人と一緒にどこかに出かけたり、お酒を飲んだり、たわいもない会話ができるだろうか」というポイントは非常に重要に思う。プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発メンバーという役割もそうであるし、Swarming(群がり)やペアプロを行うに当たって、各々の個別の技術力が高くても信頼関係が無くては成立しないだろう。

この一年では特に物理的なコミュニケーションが難しくなってきているので、採用活動もオンボーディングも、お酒を飲んだりすることも難しくなってきているが、1on1をやったり、チャットがとげとげしくならないように気をつけたり、気兼ねなくZoomやSlack Callが出来るような雰囲気を、みんなで思いやりを持って作っていきたい。